2017年9月23日 (土)

明治の肥後熊本(熊本県)

   あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ    熊本どこさ 船場さ 船場山には狸がおってさ     それを猟師が鉄砲で撃ってさ    煮てさ 焼いてさ 食ってさ     それを木の葉でちょいとかぶせ  博物館や資料館には他館の案内があり持ち帰るが棚に置きっぱなしも多い。先日、整理していたら10年前の<熊本県歴史資料保存講演会>パンフレットがあった。  ――― 歴史資料は私たちの先祖のたど...

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2017年9月16日 (土)

学者木に登る、リンゴの神様・島 善鄰(岩手県)

 以前、縁があって「安行植木と農業ノート」の冊子を作った事がある。近代史に詳しい郷土史家に切り花、苗木、生産・耕地・水利・農事などの組合、植物検査所など80項目をあげてもらって、とりかかったものの近所の図書館には資料がない。今と違ってネット検索など思いもよらず市史編纂室や県文書館、国会図書館に通うしかなく、カードをめくって資料や冊子を選び、閲覧請求した。  まあ、その甲斐あって新聞・広報誌で紹介さ...

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2017年9月 9日 (土)

明治の数学教師・亀田米子と裁縫教師・中川つる(宮城県)

 ――― 「戦後に強くなったのは女と靴下である」と言われているが、過去の女性が余りに弱かったがために強く感じられるのであって古い時代の女は決して男子に劣っていなかったことが歴史に残されている・・・・・・徳川時代に入ると儒教からでた「女の三従七去」の法で完全に縛り上げられてしまった・・・・・・女訓書が次々に出され女の道を教え・・・・・・  ――― 女子の私立学校は洋裁を主流とし、和裁・編み物・料理・...

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2017年9月 2日 (土)

陶磁研究の先駆、奇人・塩田力蔵 (福島県)

 気付けば9月、秋は来ぬとトンボがスイー。思いなしか風も爽やか、たまには縁側でお茶にしよう。さっそく、*万古焼の急須で緑茶を淹れ、狭い縁側に座ればまさにご隠居さん。ただし、このご隠居さん、飛んだり跳ねたり忙しく、若い人とおしゃべりして気は若い。でも、ときに若い世代の感覚に差を感じて「へーそうなんだ」と相づち。ところが、若い家庭は「急須どころかヤカンもない」と聞かされたときには「エッ-」 驚いている...

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2017年8月26日 (土)

水の土木遺産・堰堤 (東京・秋田・愛知・大分)

 大きな災害が絶えない。宇宙へいける科学技術をもってしても自然は制御できない。と、偉そうだが筆者にとって科学=難解、イメージできない。土木に関しても同様だが成果は目に見えやすく、堤防や水門を目にすれば、「土木が支える社会」がうなづける。近代の公共事業では、それまで「普請」といっていたのを 「土木」というようになった。  土木というと間口が広く身近な面もあるが、その割に「土木」とついた本をあまり見か...

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2017年8月19日 (土)

努力的天才の日本画家、堅山南風 (熊本県)

 コンサートや展覧会に行くとたちまちその世界に引きこまれる。会場を後にするとき、昂揚して自分もがんばろうと思ったりする。こうした楽しみをもてるのは平和だからこそ、戦争中はそうはいかない。若くして死去した洋画家・松本竣介は戦時において時代にあらがいつつも、自己を主張し画業につとめた。それよりずっと早く生まれ、長生きした日本画家・堅山南風は戦時をくぐり抜け、画境を熟していった。洋画・日本画、夭折・長命...

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2017年8月12日 (土)

「生きてゐる画家」 松本竣介 (岩手県・東京府)

 8月6日広島・8月9日長崎は原爆の日。両日の間の8月8日、2017年全国高校野球大会が阪神甲子園球場で開幕。大会二日目、岩手県・盛岡大付属が連覇を目指す栃木県・作新学院に競り勝った。9回表、作新学院2死満塁のピンチをしのいだエースの笑顔がまぶしい。連覇の夢が初戦で消えた作新学院エースは「実力のなさ」と受け止めつつも「甲子園は自分の力以上を出せる場所。どんな形でも、また戻ってきたい」と前向き(毎日...

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2017年8月 5日 (土)

将軍侍医のち軍医監、石川桜所 (宮城県)

 “修復の音、魂を揺さぶる”(2017.8.3毎日新聞)を読んだ。仙台の東側の海に突き出た七ヶ浜町の東日本大震災で津波に襲われたグランドピアノの話。  修理を願う人があって、海水をかぶったピアノの修理業者はなかなか見つからなかった。あきらめかけていたところ、難題に心意気をみせる職人がいて修復作業をなし遂げたという。ピアノの保管先、七ヶ浜町の中央公民館で公演が企画されているという。きっとその音色は聴...

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2017年7月29日 (土)

O-1グランプリと大熊町の昔(福島県)

 「O-1グランプリ」聞いたことありますか?会津若松市に避難している大熊中学校の生徒たちによる漫才大会です。先だっての毎日新聞の記事で知りました。  泣いたり笑ったり感情をあらわにした後、ほっと一息つけたりする。でも、笑ってすっきりの方がいい。そこで大熊町の*武内教育長は、中学生の漫才講座を考えたのです。発想はすてきだけど「どうやって」と思ったらプロに指導を頼み、でもネタは生徒自身の創作で発表会「...

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2017年7月22日 (土)

古老が語る、上野戦争(官軍と彰義隊)

 上野界隈で買い物や飲食すると小冊子『うえの』(上野のれん会・毎月発行)をみかける。記事が充実し、動物園・美術館・博物館の催し物案内もうれしい。  2017平成29年の今年は明治150年にあたり、5月号に「上野彰義隊百五十回忌墓前法要」の案内。一般の焼香台も設けられているとあったが知るのが遅く惜しかった。彰義隊墓所は西郷さんの銅像のあたり。  上野の戦いが終ると隊士の多くは投獄され、死罪となった者...

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«道路県令・藤村紫朗 (熊本県・山梨県)