けやきのブログⅡ
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晴れときどき曇り: 【読】読書日誌
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2012年5月25日 (金)
「山形・福島・栃木 道路写生帖」(高橋由一画)
東京上野・東京芸術大学美術館<近代洋画の開拓者・高橋由一展>に行った。 高橋由一(1828文政11~1894明治27)描く、重要文化財「鮭」は39.0×46.6cmと実際の鮭より大きく、素人眼にも立派ですばらしいと思った。が、絵より制作年代の1877明治10年の方が気になった。 明治10年=西南戦争である。その同じ年の作品「墨田堤の雪」「愛宕山より品川沖を望む」などの風景画をみていて、鹿児島...
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2012年5月20日 (日)
明治・大正期の英語学者、斎藤秀三郎(宮城県)
1884明治17年、弱冠18歳の斎藤秀三郎が仙台で英語塾を開いた。 明治17年といえば国外では清仏戦争、ベトナム支配権のためにフランス艦隊が清国・福州を砲撃。日本の参謀本部は偵察の将校を派遣、清国差遣中の柴五郎砲兵中尉(会津)もまた福州に赴いた。 朝鮮ソウルでは金玉均らがクーデターをおこすも失敗(甲申事変)、日本に亡命という事態。 動揺するアジア近隣諸国と日本は無縁ではなく、む...
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2012年5月10日 (木)
続・瓜生岩子(福島県)
5月の連休も終わりそれぞれ日常に戻ったが、スポーツ界は華やいでいる。ロンドンオリンピックが近付き、日々代表選手が名乗りをあげている。体操の田中3兄妹に拍手!卓球愛好家としては福原愛ちゃんはもとより、アジア選手権で世界ランク1位の中国・馬龍選手を破った高校生の丹羽孝希選手にワクワク! その丹羽選手と同じ毎日紙面に北京五輪代表・佐藤敦之選手「故郷福島を拠点に」の見出し。東日本大震災と原発事故で今な...
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2012年5月 3日 (木)
明治の憲法草稿と小田為綱(岩手県久慈市)
5月3日は憲法記念日。でも、憲法について考えるより祝日、連休、家にいようか出かけようかのありさまだ。せめて憲法周辺の歴史を見てみよう。 現在の日本国憲法の前に明治憲法があった。その「大日本帝国憲法」の内容、国民は発布の日まで知らされなかった。しかし欽定憲法制定なるや東京はお祭り騒ぎ。それを見たドイツ人医師ベルツ――東京医学校(東大医学部)に招かれ退職後、宮内省御用掛――は日記に 「至るところ、...
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2012年4月27日 (金)
明治:野球は巾着切りのゲーム?
明治生まれの父は浅草育ち、麻雀もすれば大学野球を観に球場へいったりの楽しみをもっていた。もちろんお酒も。子どもに厳しい父だったが、巨人ファンでドームになる前の後楽園球場に家族をつれて行ってくれた。 私の結婚相手も巨人ファンだったので、婿舅仲良く雀卓を囲み、時にはみんで球場へ。それにしても夫は長野県人なのになぜ巨人贔屓?すると、ラジオ中継が巨人戦ばかりだったという。なるほど、地方にも巨人ファンが...
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2012年4月21日 (土)
日清戦争と瓜生岩(福島県)
“国際貢献 緒方氏の功績たたえる”(毎日新聞)を読んだ。 国連高等弁務官を務め、今年3月末で国際協力機構(JICA)理事長を退任された緒方貞子氏を記念する式典が開かれたというもの。緒方さんの活躍を知ってからずっと尊敬している。人間的にも女性としても素敵だなあとミーハー的憧れも。 現代はまだ十分とは言えないまでも緒方さんのように公の場で活躍する女性がいるし、女性作家をわざわざ女流作家と呼んだり...
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2012年4月17日 (火)
猪苗代水力電気株式会社(福島県)
100年前の『東京社会字彙』(1903大正2年)には明治・大正の人、学校、事業から東京の古戦場(一木原/今の赤坂)まであり、“東北”を探してみたら「猪苗代水力電気株式会社」(麹町区有楽町一ノ一)があった。 猪苗代水力電気株式会社: 明治四四年十月設立に係る、総株数四十二万株にして資本金二千百万円内五百二十五万円を払い込む、最近年五歩の配当をなせり。社長千石貢、専務取締役白石直治、取締役宮川良平...
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2012年4月12日 (木)
山東直砥(一郎)の英語辞書
新国立美術館の案内をもらい友人と乃木坂駅で待ち合わせた。駅の案内板に青山霊園とあったので、先にそちらへ向かうとすぐそこだった。しかも桜が満開だ。これは「よいときに来た」昔の乙女二人、桜につられて足の向くまま園内を巡った。 大久保利通や野津道貫といった政治家・軍人、外人墓地には御雇外国人や宣教師、数え上げればキリがないほど著名人が葬られている。“明治”が眠っているのだ。 それにしても三島通庸の...
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2012年4月 6日 (金)
鉄道院参事・佐々木安五郎(盛岡・仙台)
漢字は意味が伝わりやすく便利だが同音異義語がある。点訳をしていた頃、古い辞書が役に立つと点訳の先輩に教えられた。 点字に点漢字もあるが殆どひらがなで表現されるから「分かち」と「読み」が大切だ。古い事典は助かるし歴史好きには時代が感じられていい。 たとえば1913大正2年発行『東京社会字彙』復刻版・湘南堂書店・昭和62年(字彙ジイ。中国・明代。はじめて214部首をたて、各部のすべての字を筆画数順...
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2012年4月 1日 (日)
ホイットマン・東海散士・ポウ(吉川幸次郎)
吉川幸次郎エッセイ集『他山石語』(1955昭和30年・毎日新聞社)を読んだ。 若いころ吉川の『新唐詩選』で李白や杜甫に親しみ「国破れて山河あり」など暗唱した。又よくある友情の漢詩に憧れたが今は、真の友情は少なく貴重だったから謳われたのかなとも思う。 吉川幸次郎(1904明治37~1980昭和55)といえば中国古典の大学者であるが、平易ですっきりした訳で漢詩の世界を拡げてくれた。 『他山石語』...
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«明治弁護士、菊地武夫(岩手県)
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