2018年1月13日 (土)

西南の激戦地、宇土は九州肥後国ど真ん中(熊本)

“くまモン<東京×熊本スタンプラリー>きなっせ熊本(~2018.5.6)”   東京ステージは達成できるものの熊本は遠い。でも漱石が降り立った上熊本駅、わが輩通り歩いてみたい。  ところで今回、同じ熊本でも宇土の話。実は熊本城の宇土櫓、西南の激戦地として宇土が気になっていた。それで『宇土の今昔 百物語』を見たが、九州の一地方の事柄が全国共通の問題と重なる部分も多く、地域外の者にも興味深い。  まず...

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2018年1月 6日 (土)

ツル: 鶴・鵠・多豆・蘆鶴

 2018平成30年1月。漂う不穏の空気が重たく、のどかな新春とは言い難い。とはいえ、せっかくのお正月、長寿の象徴、瑞祥とされる特別天然記念物・鶴はどうか。  ――― 鶴の端麗な姿は、もと日本各地でみられた。江戸時代には将軍や大名は鷹狩りによって鶴を猟し・・・・・・ 明治以来、狩猟が解禁されるとその数を減じ、現在(昭和56)わずかに北海道釧路地方にタンチョウヅルがおり、山口県八代村にナベヅル、鹿児...

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2017年12月30日 (土)

日米親善に努めたジャーナリスト、浅野七之助 (岩手県)

 年末年始、空港は海外へ行く人で大賑わい。筆者も年末のオーストラリアでグリーンクリスマス、シドニーのヨットハーバーで南十字星を見上げた思い出がある。海外旅行は珍しくないが、明治・大正期は渡航するだけでも大変だった。まして移民となれば困難苦労があった。それでも各々の事情や志から新天地を目指した者は少なくない。そして移住先の国と日本が交戦したらどうする、どうなる。そのとき日系人や日米親善に尽くした日本...

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2017年12月23日 (土)

サンフランシスコのスクールボーイから政治家へ、菅原伝(宮城県)

 2017平成29年もあとわずか、今年もいろいろあったがなかでも天才中学生棋士と最高齢棋士の対戦が世間の注目をあびた。昔は縁台将棋をしていたり、挟み将棋をして遊んだり将棋は大人はもちろん幼い子どもにも身近かだった。夫が「桂馬の高跳び歩の餌食」といってたのを妙に覚えている。そんなこんなで家に折り畳み将棋盤があった筈と探したが見つからなかった。  昔、将棋人口は多かったからあちこちに素人名人がいたと思...

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2017年12月16日 (土)

「殿もお覚悟なさってください」直言する宗川茂弘と一族(福島県)

 あまり知られてない人物を好んで紹介しているが、幕末明治なら薩長土肥の藩閥出身でなかったり、敗者の側だと埋もれてしまいがちである。会津人はその最たるものだろう。  柴五郎を知って会津贔屓になったが、会津藩士、宗川茂弘(勇之進)と一族もすばらしい。茂弘は会津藩儒者、会津藩主松平八代・九代二君の侍講、明治期に札幌資生館長とあるが、資生館が分からない。それを調べるうち、あらためて当時の会津人の困難が思い...

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2017年12月 9日 (土)

西南戦争の激戦地、歴史息づく 人吉  (熊本県)  

 前に、東北から徴兵されて九州へ―― 岩手県紫波郡から西南戦争に出征し、戦病没した兵士の数をとりあげたが、地元の士族らも戦った。ただし熊本士族は賊軍とされた西郷軍に参加した。 写真: 籠城準備中の熊本城     『西南戦争アルバム』  西南戦争120周年・熊本城顕彰会70周年記念  財団法人 熊本城顕彰会   平成9.9.21   ――― このたび賊徒(西郷軍または薩摩軍)に応ぜしものは、民権党と...

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2017年12月 2日 (土)

千葉医学専門学校校長、荻生録造(千葉県、静岡県)

 市川市に知人がいる「市川って千葉県?東京?」どっちだっけと迷うほど近い千葉県。でも観光地の銚子や館山はちょっと遠い千葉県。いずれにしても筆者には近しい県である。とくに海水浴や潮干狩りでもおなじみの海がいい。  九十九里で眺める見渡す限りの大海原、太平洋はすばらしい。かと思えば、富津岬から眺める東京湾(江戸湾)がいい。遠く三浦半島に目をやれば、黒船が煙を吐いて進入してくるのが目に浮かぶ。  でも今...

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2017年11月25日 (土)

岩手県と西南役・日清役・雪中行軍・日露役・河内艦遭難

 抽出を整理していたらJRの旅案内がでてきた。    「冬の三陸で震災を学び冬の幸を満喫 ―― つながったレールのその先へ 三陸のあの日と今に学ぶ旅 」  東日本大震災から丸7年、なのに未だ困難さなかの人が少なくない。何の役にもたってないのに何だけど、復興が遅いのは「日本」が衰えてるからだろうか。明日はわが身ということもある。この先、どうなるんだろう。 でもまあ杞憂にすぎないことを願い、近い昔をふ...

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2017年11月18日 (土)

バリ人のためインドネシア独立のために、三浦襄 (宮城県)

 空気が乾いて富士山がきれいに見える。寒いのはいやでも家並みの向こう、ビルの谷間に富士山が見えると気分がいい。富士は遠くも近くも、汽車の窓から見ても姿がいい。各地の「○○富士」も頷ける。海外にも日本人が名付けた○○富士あるかな。たとえば、インドネシアとか。  だいぶ前にバリ島へ旅行した時、インドネシアの人々に慕われた日本人、三浦襄を知った。でも、手許の人名辞典になく書籍も見当たらず、ちょこっとだけ...

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2017年11月11日 (土)

“わかやま歴史物語・希望を紡ぐ” (和歌山県)

 この秋、表題のオープン講座があった。伝記執筆中の主人公が和歌山出身なのと、「エルトールル号」や熊楠に興味があり参加した。いろいろな角度から和歌山を展開してみせてくれた。パンフレッの美景の数々に講座で知った歴史を重ねると余韻が感じられる。いつか行ってみたい。せっかくなので、ちょっと紹介。  5回講座の最終日。早稲田キャンパス内のイチョウ並木の足元、銀杏がたくさん散らばっていた。友だちと一緒なら拾い...

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«黄熱病の研究・細菌学者、野口英世(福島県)