2017年11月18日 (土)

バリ人のためインドネシア独立のために、三浦襄 (宮城県)

 空気が乾いて富士山がきれいに見える。寒いのはいやでも家並みの向こう、ビルの谷間に富士山が見えると気分がいい。富士は遠くも近くも、汽車の窓から見ても姿がいい。各地の「○○富士」も頷ける。海外にも日本人が名付けた○○富士あるかな。たとえば、インドネシアとか。  だいぶ前にバリ島へ旅行した時、インドネシアの人々に慕われた日本人、三浦襄を知った。でも、手許の人名辞典になく書籍も見当たらず、ちょこっとだけ...

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2017年11月11日 (土)

“わかやま歴史物語・希望を紡ぐ” (和歌山県)

 この秋、表題のオープン講座があった。伝記執筆中の主人公が和歌山出身なのと、「エルトールル号」や熊楠に興味があり参加した。いろいろな角度から和歌山を展開してみせてくれた。パンフレッの美景の数々に講座で知った歴史を重ねると余韻が感じられる。いつか行ってみたい。せっかくなので、ちょっと紹介。  5回講座の最終日。早稲田キャンパス内のイチョウ並木の足元、銀杏がたくさん散らばっていた。友だちと一緒なら拾い...

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2017年11月 4日 (土)

黄熱病の研究・細菌学者、野口英世(福島県)

 2017年秋、国立公文書館・外交関係樹立150周年<日本とデンマーク――文書でたどる交流の歴史>展をみてきた。展示は彩り豊富で見甲斐があった。  日本・デンマーク修好通商航海条約締結まで―――公文書館ならではの文書から歴史がかいま見られる。海底ケーブル敷設・酪農事業等など感心したが、なかでも、アンデルセン童話の翻訳初版本がたのしい。  日本で初めて出版されたアンデルセン童話『諷世奇談 王様の新衣...

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2017年10月28日 (土)

第六師団の街だった熊本(熊本県)

 昨年の新聞記事:[熊本城の大将健在]熊本城の別名、銀杏(ぎんなん)城の由来となった加藤清正が植えたというオオイチョウ、高さ約21メートルが見ごろを迎えた。でも城内は一連の地震で被害を受け一部を除き立ち入り禁止、一般の観光客は見学できない(2016.12.13毎日)。  熊本城の復興には時がかかりそうだが、雄々しい姿が再現されるのはまちがいない。その熊本城、これまで焼かれたり軍隊の駐屯地になるなど...

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2017年10月21日 (土)

「新聞は天下の公器」気骨の新聞人、後藤清郎(岩手県)

 雨の日、風の日、これからは雪の日だって届けられる新聞はありがたい。ところが近年、新聞をとらない家、読まない人がふえているようで残念、勿体ない。日々の愛読紙とは別に旅先で読む地方紙もまた旅の楽しみを増すし、どこに行っても新聞があるといい。  『岩手の先人100人』で<反権力貫いた気骨の新聞人、後藤清郎>を読み、当たり前のようにある新聞の大切さ、発行し続ける大変さに改めて思い至った。新聞には不偏不党...

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2017年10月14日 (土)

武道女子、ナギナタ師範・園部秀雄(宮城県)

 ブログ記事。誰にしようか迷うと県史や地域史を見るが、そこに人物史があるといい。無名でも優れた人物に出会え、識るとうれしい。ところで、そうした人物編は男子がほとんどだが気にしたことがなかった。ところが、『宮城縣史29・人名編』の男性編・女性編、男子に劣らず女子も多く登場し、女性編にも多くの頁を割いていて珍しい。  それで、男子は外で活躍、女子は内を守るという風が今でもあり、自分も専業主婦で満足して...

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2017年10月 7日 (土)

英国公使館員アーネスト・サトウが信頼する会津藩士・野口富蔵(福島県)

   東海道、掛川の宿。深夜、イギリス公使館員サトウ一と画家*ワーグマン一行は抜き身をもった暴漢らに襲撃され、あわやのとき日本人従者野口富蔵は  ――― 私は刀を振りかざし一喝して彼らの前面に躍り出たところ、その勢いに驚いた彼らは一斉に向きを変えあわてて姿を消した。と、背後で物音がしたので振り返ると、刀を構え今にも攻めかかろうとした男がいた。われわれはこの敵と直面し、私は左手に拳銃をかま...

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2017年9月30日 (土)

銀座の大久保彦左衛門・毛糸輸入の元祖、三枝与三郎

 子どもの時から本さえ読めればよく、結婚相手もサラリーマンにした。そしたら相手は、よく働きよく遊ぶ会社人間で深夜帰宅はざら、読書時間は山ほどあった。雑読乱読するうち歴史好きになったが、教科書にでてくる偉人より無名人物に興味がわく。そうした人物名を覚えていると子孫や研究者の書いた小伝に出会えたりする。なかでも博覧強記の著者による伝記は小編でも人物像が浮かびおもしろい。とくに*内田魯庵は多彩な同時代人...

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2017年9月23日 (土)

明治の肥後熊本(熊本県)

   あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ    熊本どこさ 船場さ 船場山には狸がおってさ     それを猟師が鉄砲で撃ってさ    煮てさ 焼いてさ 食ってさ     それを木の葉でちょいとかぶせ  博物館や資料館には他館の案内があり持ち帰るが棚に置きっぱなしも多い。先日、整理していたら10年前の<熊本県歴史資料保存講演会>パンフレットがあった。  ――― 歴史資料は私たちの先祖のたど...

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2017年9月16日 (土)

学者木に登る、リンゴの神様・島 善鄰(岩手県)

 以前、縁があって「安行植木と農業ノート」の冊子を作った事がある。近代史に詳しい郷土史家に切り花、苗木、生産・耕地・水利・農事などの組合、植物検査所など80項目をあげてもらって、とりかかったものの近所の図書館には資料がない。今と違ってネット検索など思いもよらず市史編纂室や県文書館、国会図書館に通うしかなく、カードをめくって資料や冊子を選び、閲覧請求した。  まあ、その甲斐あって新聞・広報誌で紹介さ...

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