2018年2月17日 (土)

図書館界のエジソン、秋岡梧郎 (熊本県)

 2018年2月、雪と氷の祭典、ピョンチャン・オリンピックたけなわ。テレビ観戦では分からないが、競技会場は極寒と強風に悩まされて大変なようす。この冬は日本も寒く、積雪に悩む地域が少なくない。南の熊本地震があった地も雪が降り積もった。復興途中の地域被害が酷くないように願うばかり。  被災すると様々な困難に見舞われるが、一息つける場所があったらせめてもの慰めになろう。たとえば図書館もその一ヶ所となるよ...

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2018年2月10日 (土)

わが国初めてのガス灯、島立甫 (岩手県)

 新聞の給食写真をみて、孫が小学生のとき保護者も一緒に給食を食べたのを思いだした。教室中、親も子もみんなニコニコいい時間だった。  ――― ◇ 盛岡市の小中学校で7日、国際連盟の事務次長も務めた同市出身の*新渡戸稲造(1862~1933)ゆかりの給食が出され、国際色豊かな料理に子どもたちの笑顔が広がった・・・・・・「昔もこんなおいしい料理があったんだ」(毎日新聞2018.2.8雑記帳)     “...

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2018年2月 3日 (土)

秋田藩の戊辰戦争とその前後(秋田県)

 寒さの夜。皆既月蝕を見上げていたら何がなしぐっときた。赤銅の色の月、きっと忘れない。昔の人は赤い月をどう受け止めたろう。現代は始まる時刻が分かり、日蝕で昼が暗くなっても、月蝕で月が赤銅色になっても驚かない。そのかわり自然への畏敬が薄れそう。でもまあ、情報があればむやみな心配を避けられる。  情報、戦なら有る無しは命にかかわる。戊辰戦争における東北諸藩はどうやって情報を手に入れ、勤王と佐幕に分かれ...

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2018年1月27日 (土)

室蘭の開拓、石川邦光・泉麟太郎 (宮城県/北海道)

 2018(平成30)年1月22日、関東大雪。首都圏の交通は大混乱、車は立ち往生、転倒続出で怪我人多数。雪国の人からみれば何という大騒ぎかも。大雪から一日おいた夕方、有楽町駅で待ち合わせ銀座で食事をした。大通りには全く雪がなく、いつもの賑わい。でも帰宅すると道の両端に雪が寄せられ気をつけないと足をとられる。都心と違って風も冷たい。でもまあ、家に入れば暖房がある。  これが昔だったら寒いし冷たいし大...

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2018年1月20日 (土)

『津浪と村』地理学・民族学、山口弥一郎 (福島県)

 会津藩士の山川浩は、西南戦争では西郷軍が包囲していた熊本城に政府軍別働隊として一番乗りの活躍。しかしそれ以前10年前の戊辰戦争では新政府軍と戦って敗れ賊軍となった。その山川浩の逸話が、毎日新聞<雑記帳>に出ていた。    ――― 会津藩士の山川浩が戊辰戦争の端緒となった鳥羽伏見の戦いで敗れ、落ち延びた紀州で命を救ってくれた旅館の主人に贈った感謝の手紙や会津塗のわんなど9点が、旅館を営んでいた子孫...

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2018年1月13日 (土)

西南の激戦地、宇土は九州肥後国ど真ん中(熊本)

“くまモン<東京×熊本スタンプラリー>きなっせ熊本(~2018.5.6)”   東京ステージは達成できるものの熊本は遠い。でも漱石が降り立った上熊本駅、わが輩通り歩いてみたい。  ところで今回、同じ熊本でも宇土の話。実は熊本城の宇土櫓、西南の激戦地として宇土が気になっていた。それで『宇土の今昔 百物語』を見たが、九州の一地方の事柄が全国共通の問題と重なる部分も多く、地域外の者にも興味深い。  まず...

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2018年1月 6日 (土)

ツル: 鶴・鵠・多豆・蘆鶴

 2018平成30年1月。漂う不穏の空気が重たく、のどかな新春とは言い難い。とはいえ、せっかくのお正月、長寿の象徴、瑞祥とされる特別天然記念物・鶴はどうか。  ――― 鶴の端麗な姿は、もと日本各地でみられた。江戸時代には将軍や大名は鷹狩りによって鶴を猟し・・・・・・ 明治以来、狩猟が解禁されるとその数を減じ、現在(昭和56)わずかに北海道釧路地方にタンチョウヅルがおり、山口県八代村にナベヅル、鹿児...

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2017年12月30日 (土)

日米親善に努めたジャーナリスト、浅野七之助 (岩手県)

 年末年始、空港は海外へ行く人で大賑わい。筆者も年末のオーストラリアでグリーンクリスマス、シドニーのヨットハーバーで南十字星を見上げた思い出がある。海外旅行は珍しくないが、明治・大正期は渡航するだけでも大変だった。まして移民となれば困難苦労があった。それでも各々の事情や志から新天地を目指した者は少なくない。そして移住先の国と日本が交戦したらどうする、どうなる。そのとき日系人や日米親善に尽くした日本...

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2017年12月23日 (土)

サンフランシスコのスクールボーイから政治家へ、菅原伝(宮城県)

 2017平成29年もあとわずか、今年もいろいろあったがなかでも天才中学生棋士と最高齢棋士の対戦が世間の注目をあびた。昔は縁台将棋をしていたり、挟み将棋をして遊んだり将棋は大人はもちろん幼い子どもにも身近かだった。夫が「桂馬の高跳び歩の餌食」といってたのを妙に覚えている。そんなこんなで家に折り畳み将棋盤があった筈と探したが見つからなかった。  昔、将棋人口は多かったからあちこちに素人名人がいたと思...

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2017年12月16日 (土)

「殿もお覚悟なさってください」直言する宗川茂弘と一族(福島県)

 あまり知られてない人物を好んで紹介しているが、幕末明治なら薩長土肥の藩閥出身でなかったり、敗者の側だと埋もれてしまいがちである。会津人はその最たるものだろう。  柴五郎を知って会津贔屓になったが、会津藩士、宗川茂弘(勇之進)と一族もすばらしい。茂弘は会津藩儒者、会津藩主松平八代・九代二君の侍講、明治期に札幌資生館長とあるが、資生館が分からない。それを調べるうち、あらためて当時の会津人の困難が思い...

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