2020年1月18日 (土)

房総に根ざして明治を生き抜いた、重城保(千葉県)

 ちかごろ人に会うたび、「踏切に名前があるの知ってる?」と聞くが殆ど知らない。自身も『地名崩壊』著者・今井恵介先生の話を聞くまで知らなかった。 踏切の名前は鉄道会社によるそうで、味気ない数字もあるが、「きられ踏切」という恐ろしげなのもある。それは、房総半島中西部、東京湾に面した富津市にあり、きられは刀で斬るの「きられ」、近くに飯野藩(二万石)の処刑場があったという。  20年ほど前、『明治の兄弟 ...

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2020年1月11日 (土)

父と兄は漢詩人(野口松陽・寧斎)、京都大学初代図書館長・島文次郎

 歴史ブログを書く愉しみ、興味深い人物を見つけては紹介すること。資料探し、国会図書館デジタルコレクション http://kindai.ndl.go.jp/ は便利で助かる。かつて買った古い本が無料で読め(古書店は大変かと)や論文・県民だより・図書館だよりなども自宅のパソコンで読めてありがたい。 たまたま『静脩:京都大学附属図書館報』をみていたら、初代館長・島文次郎の父は野口松陽、兄は寧斎とあった。...

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2020年1月 4日 (土)

明治・大正期の歴史家、原勝郎(岩手県)

 二度目の東京オリンピック開催2020年の年明け。 今年こそ自然災害・人災もない年になりますよう願いつつ、手元の岩手県ファイルをみると、2011平成23年3月11日・東日本大震災後のスクラップがあった。   ――― 2012.4.02 “待ちに待った再開”岩手県沿岸の久慈市と宮古市を結び、東日本大震災で線路が流されるなどの被害を受けた第三セクター・三陸鉄道北リアス線で1日、不通になっていた陸中-田...

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2019年12月28日 (土)

明治・大正期の炭鉱事業家、小学校開設、貝島太助(福岡県)

 歳末の昼下がり、柴五郎ファンと皇居お濠端を散策した。『明治の兄弟 柴太一郎、東海散士柴四朗、柴五郎』の読者にコメントをもらうことはあっても話しをするのは初めて、有意義で愉しい時間を過ごした。   “会津人柴五郎と竹橋 & 8月15日(福島県)”  http://keyakinokaze.cocolog-nifty.com/.preview/entry/770549853a458a0ce347b3...

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2019年12月21日 (土)

黄牛病(肝臓ジストマ)発見・津山の偉人、高屋養仙(宮城県)

 もうすぐ年明けだが、良くも悪くも社会の進歩は高速になっている。ゆっくりでいいのにと言っても、ガラ携の筆者らアナログ世代は置いてきぼりの感がある。しかし「農業の未来 若い力で・第1回大賞決定」特集(2019.12.19毎日新聞)を読み、未だ大丈夫と思えてきた。  [大賞] 栃木県立鹿沼南校(鹿沼市):野菜研究班  ――― 来たれ「農業女子」新洗剤開発。栽培や収穫でトマトをいじると手が真っ黒に汚れ臭...

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2019年12月14日 (土)

大正期、少年と大人も夢中にさせた立川文庫(兵庫県・大阪府)

 琵琶湖を訪れ、滋賀県愛あふれるバスガイドさんが地名をあげるごとに「ああ知ってる、ここがそうか」。 秀吉が木下藤吉郎の時代にき築いた長浜城、石田三成の佐和山城はこの辺り・・・・・・ 近畿地方は戦国の世で戦いの地であったばかりか、古代から開けていた歴史の宝庫と再確認した。 ところで、戦国の世は豪傑や勇士が活躍したが、彼らの痛快無比の物語が世に流布したのは歴史書よりも、一世を風靡した講談叢書・立川文庫...

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2019年12月 7日 (土)

明治の東京、鉄橋建設の中枢を担った技術者・教育者、原龍太(福島県)

 子どものころ隅田川の草の土手でバッタやトンボを追い、遠出の遊び場は隅田公園や白鬚神社。浅草へお出かけは嬉しかった。松屋、花屋敷、映画街、女剣劇、松竹国際劇場(現ビューホテル)どこも大賑わい。隅田川を渡る吾妻橋・白鬚橋・勝鬨橋なども懐かしい。 ともあれ橋は数え切れないほどあるが、明治の東京で新技術を導入、約20橋もの建設に携わった技術者がいる。 原龍太といい、東京の鉄橋は彼によって造られたといって...

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2019年11月30日 (土)

琵琶湖のもみじ、歴史ある近江、その近代(滋賀県)

 晩秋、友人と東京駅から新幹線で「琵琶湖のもみじ・湖東三山と紅葉の名所・永源寺」ツアーに参加。看板にいつわりなし、どこのモミジも見事だった。 ただし、山上の古寺、樹林に分け入るには階段を上らないと辿りつけない。途中で音を上げぼやき、頭上をみると紅や黄のヤマモミジの重なりが美しく、一瞬疲れを忘れた。 雲間から陽がさすと紅葉は輝きを増し、透けて見える黄葉がはなやかに歴史に趣を添えるよう。これこそ日本の...

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2019年11月23日 (土)

幕末・明治の博物学者、松森胤保(山形県)

幕末明治の博物学者

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2019年11月16日 (土)

昭和戦前期を代表する彫刻家、堀江尚志(岩手県)

 図書館には各都府県の歴史やガイドブックも並んでいるが、「○○県の不思議」シリーズはネーミングにひかれ読みたくなる。『岩手県の不思議事典』(新人物往来社)には<ヴェネツィアに残る優美な墓標の謎>がでていた。以下その一部。  ――― ヴェネツィア本島の沖合いに浮かぶ小島サン・ミケーレは市民の共同墓地。ここに、日本人青年の横顔を浮き彫りにした優美な墓が残っている。墓標の主はヴェネツィア高等商業の日本語...

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