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2012年8月 6日 (月)

<けやきの便り>

あれが阿多多羅山、
あの光るのが阿武隈川。
かうやつて言葉すくなに座つてゐると、
うつとりねむるやうな頭の中に、
ただ遠い世の松風ばかりが薄みどりに吹き渡ります。

 阿多多羅山(安達太良山)は高村光太郎の妻、智恵子の生まれ故郷、福島県二本松にある。今回は、『智恵子抄』(高村光太郎・新潮文庫)をもとに、<光太郎・智恵子>を書こうと思った。前に紹介した草野心平の「覚え書き」もあるし、でも、進まないのであきらめた。

 夏は忙しい。昼はK大学・夏期スクーリングで日吉校舎まで通い、帰宅は夕方になる。夜はプロ野球中継とオリンピックを見なきゃならない。どっちも、ライブで観る方がいいから机に向かってる時間がない。寄る年波で睡眠時間はこれ以上削れない。
 スクーリングは、最終日に試験があるからさぼれない。三週間のスクーリングは始まったばかり、どうしよう。
「どうしよう」ったって仕方ない。ブログ夏休みします。その間、もしよかったら「けやきの便り」をお訪ねください。

<けやきの便り>  

 以前、地元の図書館や江戸東京博物館・ボランティア新聞に寄稿していた本紹介など、“毎日”アップしています。これ読もうかなと思われるものがあったら幸いです。

 では熱中症に気をつけてよい夏を!
                  2012年8月6日

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